担当編集が語る。『能ある夫人は離縁届けを叩きつける』の魅力とは担当編集が語る。『能ある夫人は離縁届けを叩きつける』の魅力とは

COMIC ROOM BASE
担当編集が語る。『能ある夫人は離縁届けを叩きつける』の魅力とは
いつもCOMIC ROOM BASEでお楽しみいただきありがとうございます。
現在、当サイト内で爆発的な人気を博している『能ある夫人は離婚届けを叩きつける』。連日ランキング上位にランクインしており、多くの読者様から熱い支持をいただいております。
そこで今回は、皆さまからの大好評への感謝を込めて、本作の世界観をより深く味わっていただくためのスペシャル記事をご用意いたしました。 作品の魅力を知り尽くした担当編集が、独自の視点で「ここがすごい!」というポイントを語り尽くします。
まだ読んでいない方は作品の予習に、すでにファンの方は新たな魅力の発見に。 これから始まる担当編集による熱のこもったプレゼン、ぜひ最後までお付き合いください!

こんにちは、コミックルーム編集部の岩本です。
突然ですが、
理不尽に直面したとき、「自分が我慢すればいい」と飲み込んでいませんか?
私、マンガ業界に来る前は銀行員をしていました。
毎日数字に追われ、上司からは罵声(時には電卓が飛んできたことも……)、取引先からは無理難題。そんな「理不尽のデパート」のような環境で、必死に歯を食いしばっていた時期があります。
そんな私が本作を読んだとき、猛烈に後悔したんです。
「なぜ、あの泥沼のような銀行員時代に、この作品が手元になかったのか」
感情的に泣き寝入りするのではなく、圧倒的な「能(スキル)」を武器に、自分を軽んじた組織や人間を見返していく。本作は、そんな理不尽を実力で黙らせていくカタルシスが描かれた、すべての仕事人に捧ぐ戦記です。
LINEマンガで1,300万viewsを突破した話題作
『能ある夫人は離縁届けを叩きつける』
今、戦っているあなたにこそ読んでほしい本作の凄みを、元銀行員の視点からご紹介します。

①あらすじ

舞台は、男尊女卑が根強く残るベルリア王国。 この不条理な社会で、男爵夫人という地位に甘んじることなく、自らの腕一本で帽子屋を切り盛りしていた女性、ガブリエル。
彼女は誰にも頼らず、商才と技術で着実に自分の居場所を築いていた。
しかし、その平穏は夫・ジャックの身勝手な裏切りによって、音を立てて崩壊する。
ギャンブルと女に溺れ、店の大事な仕入れ金を愛人のために使い込んだ挙句、あろうことか「愛人との間にできた子を、跡継ぎとしてこの家で育てろ」とガブリエルに命じるジャック。
「私はこの家にとって、都合のいい家畜か何かなの?」
夫からの、あまりに非道な搾取。
これまで必死に守ってきたもの、注いできた情熱、そして一人の人間としての誇り––––。それらすべてを土足で踏みにじられた瞬間、ガブリエルの内に秘めた「能」が覚醒する。
「わからないなら、わからせてやる。女ではなく、私自身の力で!」
叩きつけたのは、従順な妻の仮面ではなく、宣戦布告の離縁届。
家も名誉も奪おうとする夫に対し、彼女が選んだリベンジは「感情的な報復」ではなく、圧倒的な「商売の成功」。
知略と商才を武器に、理不尽な社会を塗り替えていく痛快無比のリベンジ・ビジネスドラマが幕をあける!

②登場人物

1.ガブリエル・レ・バルサン - 商才で理不尽をねじ伏せる女実業家 -
本作の主人公。帽子職人としての一流の技術と、時代の先を読む経営センスを併せ持つ女性実業家。夫の裏切りに直面しても、泣き寝入りせず「恩を売って利用する」ほどの徹底した合理主義者。そんな修羅場で見せる鋭さとは裏腹に、自分に向けられた純粋な好意には驚くほど疎い一面も。
▲決して復讐心に飲まれず、理想や仲間のために前を向くガブリエル。
こんな上司になりたい…!
【記者のひとこと】
もし彼女が融資の相談に来たら、私は上司に電卓を投げられても満額回答で稟議を通しますね。それほどまでに彼女の「商才」には説得力があります。
常に「損得勘定」と「仲間の誇り」を天秤にかけるプロフェッショナルな姿は、めちゃめちゃかっこいいです。
2.ニッキー・カートライト - デパート構想を描く若きエリート商人 -
カートライト商会のベルリア国支社長。時代の先を読む「デパート」建設を画策する若きエリート。自分の思いをまっすぐに伝える人たらしな性格。列車内で偶然ガブリエルと出会い、彼女の類まれなる才能と経営センスに惚れ込む。
▲普段は頭脳明晰で頼れるニッキー。しかし––
▲好きな人の前では空回ることも。
その人間味がニッキーの魅力でもあります。
【記者のひとこと】
仕事は完璧なのに、ガブリエルの前でだけ空回りする。この「エリートの人間味」、銀行時代にもこういうデキる先輩ほど意外と恋には……なんて思い出してしまいました(笑)。
3.ジャック・レ・バルサン - 救えぬ外道 -
バルサン男爵家の当主であり、ガブリエルの元夫。自分の放蕩を棚に上げて妻を家畜扱いする、まさに「クズ男」を体現したような人物。
▲どこまでも情けない男だ…。
彼の招いた自業自得な結末は見ものです!
【記者のひとこと】
正直、銀行員時代に一番関わりたくなかった人種です。
本作では、彼の徹底した情けなさと身勝手さが、ガブリエルの覚醒を引き立てる最高のスパイスになっています。彼が自ら招いた窮地でどう足掻くのか、その「自業自得な末路」への怖いもの見たさも魅力の一つです。

③ 担当編集が教える『能ある夫人』の見どころ

本作の一番の魅力は
「理不尽を「商才」で叩きのめす!大人のリベンジ・カタルシス!」
これに尽きます。
感情的な復讐に逃げるのではなく、
圧倒的な「仕事の能力」で理不尽を塗り替えていく爽快感は、
「自分の力で立つこと」こそが、理不尽に対する最大の防御であることを教えてくれます。
そんな能ある夫人の見どころを2点ご紹介します!
見どころ①:どん底さえも商売の糧に!
▲これ、経営コンサルも脱帽の「損切りと投資」のスピード感です。
夫に店も家も奪われ、普通なら絶望して泣き崩れる場面。
しかしガブリエルは違います!
「裁判に時間を使うのは無駄、恩を売ったほうが得」と、裏切った夫さえも自分のビジネスの踏み台にしてしまいます。この徹底した「逆境への強さ」と、鮮やかな切り替えの早さは、読むだけで元気をもらえるはずです!
理不尽な上司や取引先に振り回されていたあの頃の自分に、この作品を教えてあげたい……!
見どころ②:圧倒的筆致で描かれる「力強い表情」
▲桃月先生の筆致は、目で感情を訴えかけてきます!
初めて読んだ時は、この緻密な眼光に射抜かれました。
Zoo先生が生み出すキャラクターたちの「圧倒的な野心」に命を吹き込むのは、桃月はち先生による緻密な作画です。
特に、読者の胸を貫くような力強い「眼光」の描写は圧巻の一言。 離縁を突きつけ覚悟を決めたガブリエルの瞳の輝きや、虚勢を張るものの追い詰められていくクズ夫の卑屈な歪みなど、言葉以上に雄弁な「瞳」の機微は見逃せません。この美麗な筆致があるからこそ、読者は彼女のリベンジにこれほどまでに熱狂してしまうのです!

④編集部より、最後に。

『能ある夫人は離縁届を叩きつける。』は、いま現代を生き、懸命に働くすべての人に贈りたい作品です。
「一生懸命頑張っているのに、正当に評価されない」
「自分の努力を、誰かに理不尽に踏みにじられた」
そんな経験がある方にこそ、ガブリエルの姿を見てほしいと願っています。彼女が理不尽を跳ね除け、自分の腕一本で未来を切り拓いていく姿は、きっと皆さんの心を軽くし、「明日からまた自分を信じてみよう」と思える勇気を与えてくれるはずです。
この物語が、理不尽に抗い戦うあなたの、ささやかな応援歌になれば嬉しいです!

⑤作品情報

作品名:『能ある夫人は離縁届けを叩きつける』
出版社:COMIC ROOM
作画:桃月はち
読者の心に直接訴えかけるような、力強く美しい表情作画が強み。
過去作に『花咲くキッチン-再会には薬膳スープと桜を添えて-』など。
原作:Zoo
リアリティのある人間模様と、緩急のついたドラマチックな物語構築が強み。
過去作に『TSUYOSHI 誰も勝てないあいつには』など。
※本作品へのお問い合わせはこちら
https://comic-room.com/contacts

面白かったら応援!

前の話前の話
次の話次の話

次話更新をお楽しみに!

作品をお気に入りに追加して
更新情報を受け取ろう!

登録してお気に入り作品ホーム